耐震偽造問題とライブドアショック
ーーーーー人生で最大の買い物である「マイホーム」の夢をたたき壊した「耐震偽造問題」
ーーーーー回復基調をみせはじめた景気に後押しされて連日活況を呈している株式市場へ水を差した「ライブドアショック」
これら2つの出来事は、日本人の「財産形成」に大きな影を落としたように思います。我々財産コンサルタントは、事態の収束を注視しなければならない一方、お客さまのライフプランを崩壊させかねない今回のようなリスクから、財産を保全する必要性を強く感じた次第です。
同様の事案が頻繁に起こるとは思いませんが、「耐震偽造問題」「ライブドアショック」の有無にかかわらず、財産形成には自己防衛が肝要です。
財産形成には自己防衛が必要
たとえば不動産購入ですと、購入前に
- 信頼できる専門家(設計士や我々も含めてですが)に不安事項を確認してもらう
- 販売会社に疑問に感じることを尋ねる
といった方法があげられます。耐震偽造に関係なく以前より行政の「耐震基準」は存在していますし、阪神・淡路大震災以降、地震への対策として「耐震基準」も更に厳しくなってきています。今後は実務面での検査体制が更に厳しくなっていくものと思いますが、住居を提供する企業,エンドユーザー,行政と多方面から眼を光らせていくことが重要です。
また、株式投資に関しても「ライブドアショック」によって、1つの象徴的な出来事が株式市場全体に大きな影響を及ぼしうると証明されたのではないでしょうか。決して起こってはならないとはいえ、この先も同様の事案が起こる可能性は否定できません。
可能性がゼロでない以上、財産形成全体に痛手を負わないように、有価証券も株式銘柄や他の金融商品(債券、投資信託、リート...)への分散を検討していただくのも「自己防衛」です。
今回の一件が長引かずに短期間で収束して、個人の財産形成にとって最小限の影響にとどまることを祈るばかりです。
平成18年1月25日 船井財産コンサルタンツ京都 堀田

