土地有効活用はやめたほうがよい -1-
土地活用をすすめる内容の広告やセミナー案内をよく見かけます。土地活用の相談を数多く承ると、「そんな安易に土地活用していいのだろうか?」と強く感じます。
お客様から土地活用の相談が10件くれば、その内、本当に活用してよい案件は、2,3件程度です。お客様が受けた提案書と土地活用の事業計画書を分析すると、多くの計画はおすすめできません。
しかし、現実は状況は正反対です。お客様のもとへ複数の提案が矢継ぎ早に届けられます。熱烈な内容は、「建設しましょう」と記載されています。
では、そもそも土地有効活用とは何なのでしょう?
- 資産を守る
- 安定収入を増やす
- 資産を総合的に考えて運用する
- 円満な相続と節税に備える
以上の点がそろって、初めて「土地有効活用」と私は考えます。
土地有効活用ではなく「土地活用」した結果.....
この様なポイントを押えずに「土地活用」したために、
- 資産を守るどころか、マンションを建てたばかりに全ての財産を失われたケース。
- 安定収入を目指していたはずが、空室が多く発生してしまい、他の財産を処分して穴埋めされていたケース。
- その他の財産(預貯金や金融資産等)の状況を考慮せず、借入で適当な土地にマンションを建ててしまって、結局、節税が上手く出来なかったケース。
- 相続対策を考えずに土地活用したために、残された兄弟で争いが起こったケース。
等.....いろんなケースを見てきました。
複数の不動産を所有している場合や、不動産以外の財産をある程度所有しておられる場合には、「もし今相続が発生したら相続税は幾らかかるのか?」を知ることからスタートしなければ、よりよい土地活用は出来ません。全ての財産についての現状分析が必要になります。
土地有効活用の第一歩は現状分析
「総合的に考えて、本当にその土地活用方法がお客様にとってベストなのか?」
私自身も、この基本スタンスに立って、まず現状分析を行わなければ、お客様に合ったベストなコンサルティングが出来ないのです。
土地有効活用の第一歩は、現状分析によって、まず自分の財産を知る事から始めましょう。
現状分析は当社やグループ社にも税理士がおりますので、ご相談をお受けする事も可能です。そして、どうすれば相続対策にもなり、安定収入が得られる土地有効活用になるのかを、我々と一緒に考えていきましょう。
平成19年12月28日 船井財産コンサルタンツ京都 財産コンサルタント 半田 哲哉

